学生時代に行っておくべき海外旅行先は?卒業旅行で行くならどこがおすすめ?(イタリア編)

学生時代に行く海外旅行。それは、何物にも代えがたい経験と成長を与えてくれます。社会人になってからでは思っている以上に、長期休暇をとって海外に行くことはできません。

そこで、学生時代(特に、卒業旅行)に行くべきおすすめの場所を紹介します。

是非行ってほしい!イタリア縦断!おすすめの旅行先はイタリア全土。

イタリアは南北に長い国で、それぞれの都市に有名なスポットが多く存在します。

有名な都市だけでも、ミラノ、ヴェネツツィア、フィレンチェ、ローマ、ナポリなど様々な魅力的な都市があります。

さらに、各都市が一つの国であるかのように強い特徴を持ち、例えば、イタリア料理の代表格であるピザも南北では全然味が異なってくるのです。

そのような様々な違いを各都市で楽しむことができるのも、イタリア縦断旅行の醍醐味です。

イタリアへの旅行を検討するにあたって

はじめに飛行機ですが、日本から行く場合にはアリタリア航空を使用してミラノ・マルペンサ空港またはローマ・フィウミチーノ空港に降り立つのをおすすめします。これらの空港であれば直行便が成田空港から出ており、所要時間はおよそ12時間になります。(残念ながら、現時点では関西からの直行便はありませんので、ドバイやフランクフルトを経由して行くことになります。)

次に宿泊先です。基本的に各都市でホテルを予約しましょう。ホテルはホリデーインのようにリーズナブルなビジネスホテルがいくつもあります。ランクを気にしないのであれば一泊6000~7000円程度で宿泊できます。

航空券とホテル代、そして現地で使うお金を合わせると飛行機のシーズンにもよりますが、夏休みのピーク時であれば40万くらいかかってきます。冬はオフシーズンになるため、20~30万円程度で行くことができます。

イタリア各都市ごとのおすすめ観光地・スポットは?

ミラノに降り立ったらまずはその町並みを楽しんでください。日本では見られないゴシック様式の荘厳な協会が出迎えてくれます。

また、ミラノコレクションが行われるように、ミラノはファッションで有名な街です。ルイヴィトンやプラダをはじめとするハイブランドのお店がずらりと並ぶアーケイドはウィンドーショッピングをしているだけでも心躍る空間です。

ミラノから南下したらヴェネツィアがあります。ヴェネツィアは水の都と呼ばれており、運河を流れるゴンドラなどとても風情があります。ヴェネツィアの街では時間がとてもゆったりと流れており、ぜひ訪れてほしいスポットです。ただし、ヴェネツィアは観光地化しており、その島内で宿泊すると高くついてしまうので日帰りで良いでしょう。

ヴェネツィアからさらに南下するとフィレンツェがあります。美術が好きな方であれば、西洋画が多く収蔵されているウフィツィ美術館がある他、建築物も多く残されており、とても芸術を感じることのできる街です。素晴らしいステンドガラスの建物や街中に溢れる彫刻を見ながらイタリアらしい、芸術に溢れる空間を堪能できます。

そしてさらに南下すると、最大の都市ローマがやってきます。町並み全てが歴史ではないかと思わせるほど、遺跡がそこら中に点在しています。また、映画のシーンによく使われるようなスポットも数多くあり、トレヴィの泉の前には観光客(+スリ)でいつも溢れかえっています。

ローマに行く前には是非オードリーヘプバーンが主演で有名な「ローマの休日」を見て行ってくださいね。ロケ地が目の前に次々と現れ感動すること間違いなしです。

そして最後に足を伸ばせるのであればナポリにも行ってみてください。ナポリから少し離れたところにあるカプリ島は、青の洞窟で有名です。小さい洞窟の穴から入る外界の光が洞窟内を照すことで神秘的な青色の空間が広がるのです。

一度見たら一生忘れない、そんな幻想的な光景がそこにはあります。青の洞窟はその時の天候状態により行ける場合とそうでない場合があるのと、ナポリから日本へは直行便はなく結局ローマに戻らなくてはいけないので、時間とお金と運が付いているときに行くことをおすすめします。

最後に・・・なぜイタリア縦断なのか?

社会人になるとなかなかまとまった期間の休みを取ることができません。

学生時代だからこそ行けるのがヨーロッパの醍醐味です。

本来ならばヨーロッパ圏内は国境を越えた旅行がしやすい地域なので、拠点を決めてしばらく住みながら電車で色々な国へ旅行をしてほしいところです。

ただ、卒業旅行ということになると複数で行くケースがほとんどですから、全員の都合を長期間にわたって調整するのは難しいでしょう。

そこで、都市によって様々な表情を見せてくれるイタリアであれば一ヵ国の滞在であっても十分思い出深い旅になるでしょう。

大切な仲間と一生記憶に残る思い出をぜひイタリアでつくってください!