日本人の知らないとっておきの旅行先、ラオス「ルアンパバーン」

タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、中国でなど日本から比較的近い海外旅行先はたくさんありますが、その中で、一番おすすめの国はラオスです。そんなラオスの中心都市といえば、「ビエンチャン」ですが、今回は中心都市ではないとっておきの場所「ルアンパバーン」について紹介します。

おすすめの場所「ルアンパバーン」とは?

ルアンパバーンはラオス北部にある町です。メコン川の流れる町で自然が豊富で、ゆったりとした時の流れる町です。

この町、年々世界中からの観光客が増えている、今人気の町です。

2008年ニューヨークタイムスの調査でラオスが行ってみたい国ベスト1に選ばれ、その中で一番人気のあった町がルアンパバーンでした。

一体、この町の何が世界中の観光客を惹き付けているのでしょうか?

それは、ルアンパバーンは、町全体がユネスコの世界遺産に登録されている町なのです!

なぜ世界遺産に登録されているのかというと、仏教寺院が理由です。
ルアンパバーンには大小80の寺院があります。ルアンパバーンは歴史が古く、698年にスワー候国が建国されました。そして、14世紀には、ラーンサーン王国の首都となり、中心として栄えました。このラーンサーン国は仏教国家だったため、仏教が栄えました。それ以降、ルアンパバーンは仏教国として大きくなっていきました。

ルアンパバーンへの行き方と費用は?

ルアンパバーンにはれっきとした空港があり、日本からも羽田空港から直行便があります。また、他にはバンコクを経由して飛行機で行ったり、ラオス国内から電車やバスで行く人もいます。ラオスの道は凸凹で整備されていなく、非常に時間もかかるので、費用を気にしないのであれば、飛行機がおすすめです。

費用の方は、ホテル代は様々ありますか、一般的には2000円程度です。食費は、例えば屋台のサンドイッチが約250円、普通のレストランでも1000円も使いません。

ツアーはどのようなツアーを利用するかによって異なりますが、3000円~5000円程度と考えれば良いでしょう。ラオスに1週間ほどいたとしても、平均的には4万円程度のお金があれば十分です。

ルアンパバーンではどう過ごせば良いの?

ルアンパバーンは世界遺産の町ですので、色々な見どころがあります。

しかし、町としては非常に小さいので、2日もあれば全体を見て回れます。また、自然が豊富でゆったりとくつろげる町なので、何もせずにホテルやカフェでゆっくりとしたり、マッサージに行って、心と身体を癒すのも良いでしょう。

ルアンパバーンで行った方が良い場所は?

ルアンパバーンは仏教寺院の世界遺産の町なので、ルアンパバーン観光のメインになるのはやはり寺院巡りです。そうは言っても、80ある全ての寺院を見るのも面倒ですよね?そこで、おすすめの観光スポットを紹介します。

①プーシーの丘

町中にある約150mの丘(山?)です。ここから、世界遺産である町を一望できます。特に、夕方は夕日がメコン川とナムカーン川と町をオレンジ色に照らし、キラキラと輝き綺麗です。

②ワット・シェントーン

ルアンパバーンの寺院で、一番美しく、荘厳な寺院と言われています。ルアンパバーン様式の代表的な寺院ですので、ぜひ見ておきましょう。

③ワット・シーサケット

この寺院の特徴は、仏像です。ワット・シーサケットには、なんと6,840の仏像があります。その光景は、圧巻です!!

④ワット・マイ

ワット・マイは黄金のお寺です。比較的新しい寺院です。かつては黄金仏がありましたが、今は博物館に移されています。黄金仏はありませんが、釈迦の説話やラーマーヤナが描かれた黄金のレリーフがあります。国立博物館の隣なので、ついでに訪れると良いでしょう。

⑤托鉢

朝早く、各寺院の僧侶がお布施を求めて町を歩きます。普通の托鉢なら、別に何でもありませんが、ルアンパバーンの場合は違います。なぜなら、小さい町に80の寺院があるのですから…。その80の寺院から、托鉢の僧侶が何人も町を歩くのです。各寺院の僧侶が一列になって町を回る托鉢は、「圧巻」の一言です。

寺院以外のおすすめは?

ルアンパバーンは、寺院だけではありません。自然がいっぱいなので、郊外のツアーもおすすめです。

郊外ツアーとしては、クアンシーの滝がおすすめです。険しい山を登った所にある、エメラルドグリーンの水の滝は、正に秘境の神秘と言えます。ただ、道が危ないので、行く場合には十分に気をつけて下さい。

他には、象使いツアーもユニークでおすすめです。象に餌をあげたり、象に乗って山を散歩するツアーですが、日本では体験できない体験ができます。動物や自然が好きな人には、おすすめです。

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