心身の湯治に山口俵山温泉!山口県のおすすめ隠れ宿「山口館別館」

近年、温泉といえば大きな旅館やホテルなどと併設され、設備も整っているきれいなところが増えてきた一方で、昔ながらの趣のある温泉街というのが昔に比べて減ってきています。

そんな中で今も昔ながらの風情を残し、まるでそのあたりだけ時間が止まっているのではないかと思ってしまうくらいの湯治宿が立ち並ぶところが山口県にあるのをご存知でしょうか。

話題いろいろ!ホットな?街の中にある温泉

その温泉は山口県長門市と下関市の山間部付近にある「俵山温泉」という温泉街です。

住所では長門市に位置し、山口県の左上のあたりにある人口約3万5千人程の比較的小さな市です。

日本海に面しイカやアジなどが主に水揚げされる一方、内陸部では養鶏も盛んで、人口一万人当たりでの焼き鳥店の数は日本一です。近年では「こだまでしょうか、いいえ誰でも」という詩を詠った金子みすゞさんの出身地ということや、現総理大臣の安部晋三さんの出身地で、ロシアのプーチン大統領を招いて会談をするという計画もあるという様々な話題のある街です。

そんな長門市の中にある俵山温泉街の中にある「山口屋別館」という宿を紹介したいと思います。

街の少し外れ、けれどもそれがかえっていい味!

旅館を紹介する前に少し俵山温泉の説明をさせていただきます。

この温泉は、先にも述べましたとおり湯治宿の町となっています。そして、ここにある旅館の大半には「内湯」がなく、町中に2箇所ほどある町湯に入りにいくという昔ながらのスタイルが今も続いています。

また、町中は車が一台やっと通れる程の幅の道路が主な通りとなっていてその両サイドに旅館が点在しているという感じです。(車はあまり通らないので道路を普通に歩けますが、車が来ると寄らないといけません。この不便さも味ではあります!)

そんな中で、この山口屋別館は町の中心部からは少し離れているのですが、その分夜などは他の旅館などからの声などもほとんど聞こえてこず(シーズンによっては部活の学生が合宿を張ったりしていて少しうるさい事があります)、非常に穏やかな宿泊が可能です。

そしてなによりこの旅館の一番の良い所は、俵山では珍しい、内湯がついていること!

温泉に入る度に旅館を出て行かなくていいのはとても便利。

そして、お湯も文句なしです!源泉かけ流しで入る温泉はとっても気持ちが良いものです。1泊で最低3回は入ってもらいたいです。

もちろん外湯も町のはずれとは言えども歩いて3分くらいのところにあるので合わせていかれるといいと思います。

そして、料理については正直お世辞にも豪華とはいえませんが、自然薯やお刺身などの素朴かつ自然な味で食すことの出来る料理が並びます。もちろん部屋出しで雰囲気はとってもよいです。

また、追加料金でふぐ料理や地元でとれた猪の猪鍋なども食べることが出来るのでこれらを堪能したいという方は是非食べられてみてはいいのではないかと思います。

用途は様々、旅行、観光にももってこい

この俵山ですが先に述べたとおり長門市と下関市の境付近にあり、長門で金子みすゞ記念館を見たり、アメリカのテレビ局CNNが選んだ「日本の最も美しい場所31選」にも選ばれた元乃隅稲成神社(海に面したところに立つ123基の鳥居のトンネルは圧巻です!)に行ってみたり、下関でゴルフをして仲間どうして俵山の宿で疲れを癒したり、長門の下にある美祢市というところで日本一の鍾乳洞「秋芳洞」を探検してみたり、そのすぐそばにあるサファリパークを見学したり。

様々な目的でも利用することが出来ると思います。

特に、神社はいま特にホットなスポットだと思うので、是非行かれることをおススメします。

1泊ではもったいない!

最後にこの町と旅館のおススメ宿泊法として、ズバリ「連泊」をおススメします。

湯治というのは1泊ほどではなく、可能であれば一週間くらいがベストです。

都会の忙しく休む暇のない空間から山あいの静かな温泉町に行くだけで体の悪いところだけでなく、心の悪いところもきっとよくなると思います。1泊だけの宿泊というのが多い中でそんなに休みが取れないなどという人もいるかもしれませんが、それでも1泊を2泊、3泊にするだけでもきっと癒されると思います。

体だけでなく、心の湯治のためにも是非連泊で俵山へお越しください。

♦山口県のおすすめの隠れ宿♦
山口屋別館
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(この記事内の画像は公式HP<http://www.yamaguchiya.in/>から引用しています。)