日本人があまり知らないおすすめの旅行先、あなたの知らないフランスを旅しよう!

世界遺産アヴィニョン、ポンデュガールをご存知ですか?

フランスの世界遺産といえばモンサンミッシェルやヴェルサイユ宮殿が有名ですが南仏にも素晴らしい世界遺産があります。

それが、アヴィニョンの歴史地区ポンデュガールの水道橋です。

フランスのアヴィニョン、ポンデュガールへの行き方

フランス、パリまで直行便で成田、羽田から飛行機で約12時間。その後フランス版の新幹線であるTGVに乗って約2時間半でアヴィニョンに着きます。

町中へはシャトルバスを利用して15分程度です。ポンデュガールへはアヴィニョンから更にバスに揺られること30分で到着します。

パリへの直行便は航空会社は日本航空、全日空、エールフランス航空などがありますが、ドイツを経由して南仏マルセイユへ直接行くことも便利です。マルセイユからアヴィニョンまではTGVで30分程度です。

交通費は直行便利用で10万~、経由便利用で8万~程度です。

アヴィニョンを拠点にして旅行しよう

アヴィニョンでのホテルはノボテル・アヴィニョン・ソントルがおすすめです。在来線の駅、バスターミナルから近いので重い荷物をすぐに預けることが出来るのが最大のメリットです。また、歴史地区のすぐ外側にあるので観光にも便利です。

ノボテルはフランスのチェーンホテルで、特別豪華なホテルというわけではありませんが、清潔さがあり、また価格も1泊100ユーロ前後とお手頃です。

旅の疲れをホテルで癒したら、翌日は大本命ポンデュガールへ行きましょう。自分自身でバスで行くこともできますが、フランス語に自信がない方は、事前にアヴィニョンの観光局でツアーを予約しておくのが確実です。

ポンデュガールでは、ぜひ水道橋を渡り切って川の向こう岸から見てみましょう。穏やかな日では川面に水道橋がとても綺麗に映ります。古代ローマ人の歴史に興味がある人は隣接している博物館に入るといいでしょう。

夕方にアヴィニョンに戻ってきたら法王庁へ。ライトアップされた法王庁はとても威厳があります。

夕食はレストランで名産のコートドローヌのワインを飲みながら、家庭的な南仏料理を楽しみましょう。

翌日は法王庁に行くのがおすすめです。法王庁はヨーロッパ最大級のゴシック様式の宮殿になっています。

さらに、もう一つ外せないのがサンベネゼ橋です。
「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろ」と誰もが聞いたことのある童謡のあの橋のことです。

時間に余裕があれば隣町のヴィルヌーヴ・レザヴィニョンに行き丘を少し登れば、アヴィニョンと周辺の町の南仏らしい景色を一望することができます。

なぜポンデュガール、アヴィニョン?

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この水道橋は紀元50年頃にローマ人がユゼスからニームにかけて約50km水を運ぶために建設され、そのうちポンデュガールで見ることが出来る水道橋は3層づくりで長さは約25mになっています。その大きさに一目見た時のインパクトは非常に大きいでしょう。

さらに、この巨大な建築物を作った古代ローマ人が優れた建築技術を持っていたこと、そして2000年以上前に建築されたものが(途中修復はあったようですが)こんなにも綺麗な状態で現存していることに、驚きを隠せないでしょう。

また、南仏の中心的な町であったアヴィニョンは12世紀から14世紀の中世の時代を感じさせる町になっています。観光地にわざわざ入らなくても町歩きをするだけで充分に楽しめること間違いありません。
古代ローマと中世フランスの二つの時代を一度に楽しむことが出来ます。

12月にアヴィニョンを訪れると町はクリスマスモード、クリスマスマーケットがあちこちで開かれています。

ヨーロッパ全体にクリスマスマーケットはあるかと思いますが、南仏にしかないものもあります。
それはサントン人形です。

様々な大きさの陶器でできた人形です。クリスマスにちなんだキリストやマリア様の人形もありますし、動物をかたどったものもあります。小さくかわいいのでお土産にもぴったりです。