源泉かけ流しの露天風呂付き個室。
憧れませんか？
この頃はニーズが多いため、露天風呂付きの部屋を謳うホテルも多くなってきましたが、詳細を見てみると実は温泉ではなかったり循環式だったり、バルコニーに目隠しをして湯船を置いてあったり・・・。こんなものかな？と思うことも多いはず。
今回は絶対にがっかりしないとっておきのおすすめの宿をご紹介します。
箱根にあるとっておきの隠れ宿「仙郷楼」の別邸「奥の樹々」
今回おすすめする宿は、都心から近い人気の温泉地、箱根にあります。
今回ご紹介する宿は、ススキで有名な仙石原にある老舗旅館・仙郷楼さんです。
こちらのお宿は本館、別館と、そして離れがあります。そしてこの、「奥の樹々」と名付けられた離れこそ、ぜひ一度体験していただきたい露天風呂付きのお部屋なのです。
この奥の樹々は本館とは独立した建物になっています。受け付けはこの離れ専用のロビーで行いますが、このロビーがまた畳敷きで美しいです。海外からのお客様をお迎えする際にもおすすめの、和の雰囲気が満載です。
籐の椅子が配置されており、外国のお客様でも苦なく過ごしていただけること間違いなし。
お部屋タイプは４つあり、ベッドルームは洋室ベッド仕様、畳に敷布団仕様を選べます。基本的に畳に机ですが、事前にお願いすれば机を足のながいものにして椅子を入れてくれますよ。部屋食なので、足が悪い方や外国の方で畳に座り慣れていない方は椅子をいれていただくとよいでしょう。
畳敷きのロビーで手続きをすませ、お部屋に案内されるころには期待はいやがおうなく上がるでしょう。平屋造りのこんな広い敷地にたった６部屋しかありません。
各部屋にはそれぞれ広縁とお庭が付いています。部屋によっては桜やもみじが美しいので季節ごとに訪れるたのしみもあります。
そして、なんといってもお風呂！湯船にたっぷりみたされた白濁のお湯にあなたは感動することでしょう。箱根は箱根７湯といわれるほどお湯の種類が豊かですが、ここ仙石原温泉は白濁。集めの湯船をかき回すと湯の花がふわりと舞います。源泉かけ流しならではの贅沢ですね。湯船を囲む障子戸に似せたガラス戸は、開いて外の景色を楽しむもよし、寒ければ閉めて過ごすもよし。湯上りは広縁でのんびり涼めます。ぜひ１日宿にこもって、たっぷりお湯三昧を！早めにチェックインして、夕方夕日を楽しみながら、夜は星空を楽しみながら、そして朝は朝焼けを楽しみながらと、源泉をたっぷり堪能してください。
見た目も美しい心配りが存分に感じられる食事
お楽しみの夕食は、お部屋でたっぷり季節の食材をふんだんに使った見目も美しいはお料理ばかり。ついつい食べ過ぎて、最後の季節の炊き込みご飯は美味しいけどちょっとクルシイ・・・でも大丈夫！お夜食に、と食べきれない分のごはんはおにぎりにしてあとで持ってきてくれますから！！
有名な観光地ですが夜は静かです。仙石原も近いここは、虫の音もよく聞こえます。
部屋付きの仲居さんが夜着用の浴衣とお水を持ってきてくれたら、翌日に備えてゆっくり休みましょう。仙石原近隣は、箱根ガラスの森、ラリック美術館、星の王子様ミュージアム、湿性花園など、見どころ満載。
もちろんススキ原をゆっくり散歩するのもおススメ。箱根フリーパスを活用して宿の前からでるバスで桃源台にいってロープウェーにのったり芦ノ湖で海賊船に乗ったりもいいな。忙しくて１日だけ仕事を抜けてきた！という人のために高速バス新宿行も出ていますよ。
旅館の最後の楽しみは、朝食ですね。朝から机いっぱいに豪勢な和朝食が並びます。和食が苦手な方は事前に洋食にもお願いできるようですが、おすすめはやっぱり和朝食です！
まとめ
箱根は有名観光地なだけあって、宿泊施設も簡易なものからラグジュアリーなものまでさまざまです。
今回は、一度は体験したい露天風呂付き離れのおススメをご紹介させていただきました。
日常に疲れたら、都心からでもぱっといける非日常空間へでかけてみませんか？
♦箱根のとっておきの隠れ宿♦
仙郷楼の別邸「奥の樹々」
http://senkyoro.co.jp/okunokigi.html
（この記事内の画像は仙郷楼公式HP＜http://senkyoro.co.jp/okunokigi.html＞から引用しています。）
