ドライブで見どころ満載コロンビア・ボゴタ周辺エリアへ!レンタカーを予約して海外ドライブ旅行に出かけよう!

車があれば、見どころ満載コロンビア・ボゴタ周辺エリア

南米大陸の北に位置する南米の入り口コロンビア、その首都ボゴタ周辺には、ドライブだからこそ行ける/楽しめるスポットがたくさんあります。

コロンビアは、山、川、海、谷ありの大自然に恵まれた国。地方によって気候も風土も異なります。

コーヒー、エメラルドなどの生産・産出国としても有名です。バジェナト、クンビア、サルサ・ズンバといった音楽とダンスの陽気で明るい国ですが、残念ながら、コカイン、ゲリラといった危険なイメージがつきまとうのも、事実です。

でも、近年は、国が治安維持に力を入れ、外国からの観光客やビジネスの流入も飛躍的に伸びてきており、危険意識を忘れず、注意していれば、素敵な人と場所に出会える思い出に残る旅ができます。

そんなコロンビアの首都、ボゴタはアンデス山脈、標高2,640メートルの広大な盆地に位置しています。コロンビアと聞くと、赤道直下で、暑い国というイメージを抱く人も多いかもしれませんが、ボゴタは標高が高く、1年を通して気候に変化があまりなく、常に秋といった感じで、過ごしやすく、いつ訪れても楽しめます。

ただ、4,5、10,11月は降水量が比較的多いですので、その時期を外していくのもいいかもしれません。

 日本からコロンビアへは、乗り継ぎが必要です

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残念ながら、日本からコロンビアへの直行便はでていません。

アメリカン航空やエアロメヒコ航空がそれぞれ、ダラス、メキシコシティでの1回の経由でボゴタまでのフライトを運行しており、20時間~26時間の長時間の移動となります。

フライト料金は季節によって変動しますが、安いもので、12万円くらいから手に入ります。ボゴタの玄関口、エル・ドラド空港からボゴタ市内へは、トランスミレニオという専用の車線を走るバスかタクシー、または空港からレンタカーを借りて、移動となります。

日本人からすると驚くかもしれませんが、首都であるボゴタ市内には、メトロは現在ありません。建設計画はあるものの、実現に至っていないのが現状です。

 見どころ満載のボゴタ周辺、時間に拘束されないドライブでの訪問がお勧め!

時折、ボゴタ・ボゴタ周辺は見どころが少ないとか、コロンビアを訪れていながら、ボゴタは素通りした、などといった人もいるようですが、ボゴタ周辺には見どころがたくさんあります。ただし、これらは、車がないとなかなかアクセルし辛いところにあるのです。

公共交通機関を利用して行けないこともないのですが、ちょっと危険な国、コロンビアで観光から帰ってくるのが、夜遅くなり、乗り換えや市内での徒歩移動というのは避けた方がいいのは間違いありません。となると、ボゴタ周辺観光は、やっぱりレンタカーを借りて、ドライブするのが断然お勧めです。

自分の運転する車なら、夜遅い時間に宿に戻ってきても、車を降りる時さえ気を付けていれば、問題ありません。さらに、ボゴタにはメトロがないどころか、いわゆる国鉄のような、列車さえもありません。ゼロではないのですが、唯一走っているのが、観光用に週末のみ運行する蒸気機関車かディーゼル列車で、ボゴタ郊外のシパキラ(Zipaquira)という塩の教会の方へ行くもののみです。

よって、ボゴタ周辺またはコロンビアを列車で旅するという選択肢はなく、ボゴタ郊外の観光をするには、ツアー、タクシーを貸切る、郊外へ行くバスを駆使する、またはレンタカーでドライブというチョイスです。行きたいところに行きたい時間に、且つ安全に移動できるドライブが最善の選択ではないでしょうか。

 ボゴタから3時間のドライブ、16世紀のコロニアルタウン、ヴィジャ・デ・レイヴァがお勧め

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ボゴタから北東へ160キロ、3時間ほどドライブすると、16世紀のコロニアル建築、丸石で舗装された道が広がる小さな村、ヴィジャ・デ・レイヴァ(Villa de Leyva)があります。

ヴィジャ・デ・レイヴァは、山間部にある谷に、16世紀にスペイン入植者によって築かれた小さな集落です。しかし、その立地は、主要なトレードルートから外れていたこと、搾取できる鉱物も近くなかったことから、大きな発展を遂げることなかったため、16世紀の姿のまま残されている貴重な集落で、訪れると、まるでタイムスリップしたかのような光景が広がっています。

一番のみどころは、村の中心である、マヨール広場です。1万4千平方メートルにの広さを誇るその広場は、コロンビアでは最大であり、そこにどっしりと構える真っ白なヴィジャ・デ・レイヴァ教会の趣もなんとまいえません。

また、全体が丸石で舗装されている広場は南米でもここだけとされており、大変貴重な場所でもあります。広場および、広場周辺の小道には、コロンビアのシンボル的な茶色と白の籐でできたハット、ソンブレロ・ブエルティアオや、ポンチョ、などコロンビアの伝統工芸品を売るお店や、コロンビアコーヒーを提供するカフェ、郷土料理が食べられるレストランなどが並んでおり、16世紀の街並みの中でするショッピングやお茶はなんともいえません。ツアーやバスの時間を気にせず、心ゆくまで堪能できるのが、ドライブで行く最大のメリットです。

さらに、ヴィジャ・デ・レイバとボゴタの間には、ボゴタ郊外の観光地として有名な塩の教会シパキラや、コロンビアの乳製品ブランド・アルピナ(Alpina)のファクトリーアウトレット、レストラン、ラ・カバニャがあり、美味しい乳製品デザートを食べに立ち寄るのもお勧めです。

ボゴタ周辺には、これら以外にもコロンビアの先住民族ムイスカ人の神聖なる湖とされるグアタヴィタ・レイク、ボゴタよりさらに高い位置にある隣町ラ・カレラなど、車でいく見どころ満載です。

 ボゴタ市内は、穴ぼこと渋滞緩和のナンバープレート規制に要注意

ボゴタ市内の道はアスファルト舗装されているところがほとんどですが、驚くことに、このアスファルト道路の至る所に穴ぼこがあります。数台前の車が対向車線に大幅にはみだすなど、妙な動きをしたときは、大体穴ぼこをよけるためです。すぐ前の車のみならず、数台前の車の動きをみて、穴ぼこを早めに察知してください。対向車線の穴ぼこにも注意が必要です。反対車線の車が自分の車線に飛び出してくることもあります。

ボゴタでさらに気を付けないといけないことは、交通渋滞緩和のため、ナンバープレート規制が実施されていることです。

平日、月曜日から金曜日の朝6時~8時半、午後3時~7時半の時間帯は規制があり、車のナンバープレートの奇数番号の車は、奇数の日にち、偶数番号の車は偶数の日にちの該当時間帯に車を運転するこを禁止しており、違反すると高額な罰金となります。(規制内容は変更されることがありますので、レンタルの際に必ず最新情報を確認してください。)

これを避けるため、出発時間、ボゴタ帰着時間を調整してください。通しでレンタルせず、1日ずつレンタルするのも一つの手ですね。

 ボゴタに住む若者、そして、セレブにも大人気のクラブ兼レストランはボゴタのお隣町に

ボゴタにいったら、絶対ここへ行くべき!という場所は、ボゴタのお隣町、チア(Chia)にある、アンドレス・カルネ・デ・レス (Andres Carne de Res) というクラブ兼レストランです。

ボゴタにも、姉妹店が登場しましたが、断然、本家、チアがお勧めです。その内装、雰囲気、音楽、ダンス、スタッフの陽気さは、これぞ、コロンビアの夜!という最高の夜が楽しめます。

レストランでもあるので、お食事もできます。地元っ子は、結婚式の2次会や、バースデーパーティーなどでよく利用し、居合わせた人みんなでお祝いっていう雰囲気もまた、楽しいです。

ここへ行かずして、コロンビアは語れません。

なお、お酒を飲む場所ですので、タクシーで行くようにしてくださいね。