学生時代に行っておくべき海外旅行先は?卒業旅行で行くならどこがおすすめ?(メキシコ編)

学生時代に行く海外旅行。それは、何物にも代えがたい経験と成長を与えてくれます。社会人になってからでは思っている以上に、長期休暇をとって海外に行くことはできません。

そこで、学生時代(特に、卒業旅行)に行くべきおすすめの場所を紹介します。

今回はすこしマニアックな場所です。

少しマニアック?かなりマニアック?好きな人はきっとはまる!メキシコ!メキシコシティへの旅

アメリカの南に存在する国、メキシコ。最近では日本でもメキシコ料理の店も多数出店してきていることもあり、少しは馴染みのある国になったのではないでしょうか。

しかしながら、メキシコという国自体がどんな国なのか知っている人は少ないのではないでしょうか?例えば、メキシコの歴史は非常に古く、世界史を勉強した人ならば一度は聞いたことのある古代マヤ文明もメキシコ発祥のものです。

メキシコの人口は日本と同じ約1億2000万人。首都はメキシコシティでメキシコのみならず中南米の経済の中心地です。気候的には「常春の国」と言われるほど過ごしやすい気候です。雨季と乾季がありますが、年間を通じて、温暖で湿度の低い快適 な気候です。雨期の5月~10月頃は夕方にスコールが降ります。空気の汚れが雨で洗い流されて、適度な湿度になり一番過ごしやすい時期です。

メキシコには実は様々な観光地があり、一言で「メキシコ」といっても観光地によって様々な顔があります。例えば、新婚旅行先で有名な「カンクン」。カンクンも実はメキシコの都市です。メキシコと言えば、非常に治安の悪いイメージがありますが、カンクンのようなリゾート地も多数あります。

綿密に立てよう!メキシコ旅行プラン

メキシコへは残念ながら直行便がなく、今はアメリカを経由して入る方法が一般的です。

日本からだと成田か羽田空港から、アメリカン航空やユナイテッド航空、全日空や日本航空を使用してダラスを経由し、メキシコシティに入るのが最短です。最短といっても18時間前後かかるのでほぼ一日かかりで移動することになります。

また、航空券も最低でも20万円はかかってくるので少し値が張ってしまうのが難点です。

メキシコシティについたら基本的にはタクシーか徒歩で移動しましょう。ホテルは安いところも多々ありますが、安全をお金で買うと考えて少し良いところに泊まることをおすすめします。大通り沿いなど、人目が多いところや24時間フロントが常駐しているところが安心です。

ぜひ足を伸ばしてみよう

メキシコシティには至るところに遺跡や歴史的建造物があります。また、市内には大きなメキシコ国立人類学博物館があり、教科書で見てきたような彫刻や壁画が数多く展示されています。とても広い博物館なのでここで半日くらい時間をかけても良いと思います。

さらに、メキシコシティから北に50kmくらいの場所に位置するのが、有名なテオティワカン遺跡です。これは三大ピラミッドに数えられている一方でその歴史には謎が多いとされています。遺跡自体も広く、歩いて回る頃には体力を消耗しますが、ピラミッドの上から見る景色は荘厳です。メキシコシティから日帰りのバスツアーも出ていますし、時間を気にせず楽しみたい人はメキシコシティから出ている直行バスに乗って自分のペースで回られると良いと思います。

 なぜ卒業旅行にメキシコ(メキシコシティ)か

メキシコシティの治安は改善されているとは言え良いとは言い切れないのが現状です。

しかしながら社会人にもなるとメキシコに行くまでの十分な時間が確保できなかったり、家族ができたり、仕事の関係で絶対に帰国しなければいけなかったり、、、と大きなリスクを取れなくなるのも事実です。

もちろん何もトラブルなく旅行できるケースの方が圧倒的に多いと思いますが、少しリスクを取った場所に思い切って旅行ができるのも大学生のうちだからこそです。

大切な仲間と試練や困難を乗り越えた経験はあなたの中にいつまでも残り続ける重要な宝物となります。

自由にどこへでも行ける今だからこそ、メキシコで貴重な経験を積んでみてはいかがでしょうか。