瀬戸内海のおすすめの隠れ宿「小屋場只只」

山口県の大津島にある「小屋場只只」は、一日一組限定の宿です。

山口県の瀬戸内海に浮かぶ大津島にあり、まさに大人の隠れ家的な宿といえます。

「小屋場只只」は、瀬戸内を見渡す丘の中腹に建てられており、おだやかな瀬戸内海の景色を眺めながら、ゆっくりとすごすことができます。

この宿の魅力は、なんといっても新鮮な瀬戸内海の魚介類を味わえることです。また、近くで収穫された、新鮮な無農薬野菜を使った料理や、夜になると周囲を包む満天の星、水平線に沈む夕日などの眺めも抜群です。

大津島の自然を感じながら、日常生活を忘れて、ノスタルジックな時間をすごすことができる、おすすめの宿です。

瀬戸内海に浮かぶ大津島

「小屋場只只」のある大津島は、山口県周南市にあります。

瀬戸内海の沖合10キロにある小さな島です。

大津島と馬島の二つの島が、400年ほど前に、砂州でつながるようになったといわれています。

7つの集落が点在する小さな島ですが、 この島には悲しい歴史があります。第二次世界大戦末期には、この大津島で、人間魚雷「回天」の訓練が行われていたのです。この「回天」により、平均年齢25歳という多くの若者たちが命を落としました。

また、大津島には、いまも「回天」の発射基地跡や記念館、また軍需物資などを運んだトロッコのトンネルがあり、戦時中の歴史を感じることができます。

回天の碑も残されており、島を訪れたら平和への思いを強くするのではないでしょうか。

このほかにも、この大津島からは、大坂城築城のため、多くの巨石が運ばれたそうです。島には、運ばれなかった石が残されています。

このように、小さな島ながら、歴史を刻んできた土地ということができるのではないでしょうか。また、海水浴場があり、夏には静かな浜辺で海水浴を楽しむことができます。

「小屋場只只」の魅力

「小屋場只只」の魅力は、なんといっても大津島からの瀬戸内海の眺めを楽しむことができることではないでしょうか。

部屋からは、瀬戸内海が一望できるうえ、ビルなどの人工物も見あたりません。まさに都会では味わえない風景ということができるでしょう。

宿には瀬戸内海を眺めることのできる露天風呂もありますが、一日一組限定のため、誰にも邪魔されることはありません。

また、瀬戸内海で釣りを楽しみたい方には、宿で釣った魚を保管もしてくれるのもうれしいところです。

宿で提供される食事には、敷地内で収穫されたハーブがふんだんに使われています。四方を瀬戸内海に囲まれているため、新鮮な海の幸には事欠かきません。ご飯は、薪をくべて竈で炊いており、お米本来の味を味わうことができます。

宿にはオーナーの、趣味とセンスの良さがいかされており、スタッフもみな親切で、もてなしの心にあふれています。宿のスタッフが、あらかじめ到着時間を連絡しておくと、フェリーの時間に合わせて、港まで車で迎えにきてきてくれるのもうれしいところです。

大津島を観光するには

大津島は、周囲を瀬戸内海に囲まれた素晴らしいロケーションです。夕方には美しい夕陽、そして、夜には満天の星を眺めることができます。

大津島へのアクセスは、山口県の徳山駅まで新幹線で。徳山駅から徳山港まで、タクシーなどで移動。連絡線で大津島へわたります。

大津島には、コンビニエンスストアなどはありません。なにもないのが大津島の魅力ともいえます。

大津島の観光には、レンタカーを借りると便利です。戦時中に特攻隊院が散った回天にまつわる史跡をめぐるのも、いいでしょう。島をゆっくり散策すれば、瀬戸内海の自然をたんのうできること、間違いありません。

ゆったりとした島の生活を、十分に味わうことができるでしょう。

♦山口県のおすすめ隠れ宿♦
小屋場只只
http://www.koyaba.jp/

(この記事内の画像は公式HP<http://www.koyaba.jp/>から引用しています。)