北海道足寄町にあるおすすめの隠れ宿『芽登温泉ホテル』!明治34年開湯で自然湧出のお湯を持つ芽登温泉を紹介します!

日本秘湯を守る会にも加盟している「芽登温泉ホテル」は、山の中の一軒宿です。

付近には人家もなく、都会の喧騒を忘れるひと時を提供してくれる隠れ宿です。

このホテル自体は古くからある伝統的なホテルですが、宿泊施設としては普通のホテルです。
しかしながら、このホテルに宿泊する目的は、そう!温泉です!!温泉が特別なんです!!

そこで今回はホテルの紹介ではなく、秘湯である芽登温泉について紹介したいと思います!

芽登温泉へ行くには

芽登温泉は北海道足寄町にある温泉です。足寄町は普通の蕗よりずっと大きい「ラワン蕗」の産地で有名です。また、観光地としては「オンネトー」(湖)があり、秋の紅葉が美しい場所です。オンネトー背後にある雌阿寒岳は活火山で、近年も小規模な噴火を繰り返しています。

火山の恩恵で、麓に雌阿寒温泉があります。泉質は、火山の影響が大きい硫黄泉です。

しかしながら、芽登温泉は観光エリアにはなく、足寄町市街の西にある芽登市街からずっと山に入ったところにあります。道道(県道)から温泉までは距離は短いですが、ダート道です。

芽登温泉へは、マイカーやレンタカーで行くことになります。レンタカーは宿泊者にお得なプランがあります。また、宿泊代金の条件がありますが、帯広駅からの送迎シャトル便があります。

芽登温泉のお勧め

芽登温泉の自慢は、何と言っても自然湧出の温泉です。ボーリングもせず、他に宿がありませんから、お湯を贅沢に利用しています。湯温は60度程ありますが、加水せず、熱交換器により適温にしています。

お湯を独り占めで利用できるため、露天風呂が充実しています。露天風呂は3つあり、男女別のものと、時間により男女別か混浴になるものがあります。自然の真っただ中にあるので、開放感が抜群です。

内湯も適温湯と高温湯の二つがあります。お湯が贅沢に掛け流されています。窓が大きく、内湯なのに露天風呂並の解放感があります。

泉質は単純硫黄泉で、無色透明な湯です。弱い硫黄臭があり、鮮度が良く体が温まる、いいお湯です。

周辺の観光地について

芽登温泉の周りは自然しかなく、南クマネシリ岳の登山口や巨岩の滝がありますが、一般的ではありません。しかしながら、芽登温泉から1~2時間で多くの観光地へ行くことができます。北海道に来た時は、芽登温泉でまず一泊して、次の日いろいろな観光地を回るのがお勧めです。

主な観光地を紹介します。

・上士幌町の「ぬかびら源泉郷」や、鹿追町の然別湖は、1時間以内で行くことができます。道道88号を南下して国道241号に出て西に向かい、上士幌町から国道273号に入り、ぬかびら源泉郷へ向かいます。

・阿寒国立公園へは、道道88号を南下して国道241号に出て東に向かい、足寄市街を通り、国道241号を更に東へ向かいます。オンネトー、そして阿寒湖、更に東は屈斜路湖、摩周湖へ行くことができます。

・大雪山国立公園へは、道道88号を北上し、国道39号に出たら西へ向かい、石北峠へを通り、層雲峡を目指してください。

・網走方面へは、道道88号を北上し、途中で置戸町への道に入り、北見を経由して網走方面へ行きます。

・十勝のおいしいものを食べ歩きましょう。足寄町内では、道の駅「あしょろ銀河ホール21」内でラワン蕗製品やチーズ製品を購入できます。また、足寄町出身の歌手「松山千春」さんのギャラリーもあります。

・足寄町市街に入る手前に「足寄動物化石博物館」があり、町で見つかった「デスモスチルス」や付近の化石が展示されています。化石を復元する体験もできますので、お子さんが喜ぶと思います。

・登山が大好きという方は、芽登温泉の手前を流れる糠南川沿いの林道を上り、ほぼ終点から南クマネシリ岳へ登ることができます。あまり整備された登山道ではありませんから、ある程度山慣れた人におすすめします。

バードウオッチング好きには

芽登温泉は、世界最大クラスのフクロウ「シマフクロウ」がやってくることで、バードウォッチング好きには有名です。

必ず見ることができる訳ではありませんが、芽登温泉のフェイスブック等で現状をチェックしてから行くと、逢えるかもしれません。(宿泊者以外は敷地内撮影はできないので注意!)

◆北海道のおすすめの隠れ宿◆
芽登温泉ホテル
http://metouonsen.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

(この記事内の画像は公式HP<http://metouonsen.jp/>から引用しています。)