小ぶりながら、来た人に安らぎと落ち着きを与えてくれるホテル

有馬温泉。

数ある日本の温泉街の中でも、有馬温泉は道後温泉、白浜温泉と並ぶ、日本三古湯の一つにも数えられ、歴史と伝統は非常に素晴らしいものがあります。

そして、その有馬温泉の泉質の特徴。それはお湯の色が赤茶色の「金泉」であることです。

お土産屋さんには、その名のついた「金泉焼」なるお菓子もおいてあるくらいです。

小ぶりながら、落ち着いた空間を提供してくれるホテル「ホテル花小宿」

今回はそんな有馬温泉の並み居る旅館、ホテルの中から、「ホテル花小宿」さんをご紹介します。

その名の通り、全部屋合わせて10室もないホテルですが、その分一部屋一部屋に落ち着いた空間を提供してくれる宿として、有馬温泉通の中でも知られている名ホテルです。

有馬温泉の住所は、兵庫県神戸市北区有馬町になります。

神戸市内にあるので当然アクセスは抜群。これが有馬温泉の魅力の一つでもあります。神戸と大阪双方からのアクセス抜群!神戸の中心街、三宮と大阪最大のターミナル、梅田からは直行バスが出ています。電車でアクセスする場合は神戸電鉄の有馬温泉駅になりますが、新神戸から北神急行という路線を利用すれば、大幅に時間短縮が出来ます。

神戸市内や大阪市内という観光と合わせて有馬温泉を楽しむというプランを立てることが出来ます。

意外かもしれませんが、その他宝塚と有馬温泉の間に路線バスもあります。

例えば、「昼は宝塚歌劇を観劇、夜は有馬温泉に宿泊」というような少々アクロバティックなプランを立てることも可能です。

宿の特徴・魅力&なぜおすすめなのか

お部屋

お部屋は、洋室タイプと和室タイプ、スイートルームの三種類があります。
全てのお部屋に大き目のベッドが備え付けれていて、快適に過ごせます。

浴場

花小宿の浴場には、「楓呂」、「蔦葉子」、「金郷泉」という三つの浴場があります。
その中でもオススメは、「金郷泉」です。

その名の通り、思う存分に金泉を味わえる浴場(露天風呂)となっています。

この「金郷泉」は「半混浴式」となっています。

入口と浴場そのものは男女で分けられていますが、浴場の中に背の高い岩場があり、そこを隔てて、会話などが出来るようになっています。

親子連れやご夫婦、カップルにも新鮮な雰囲気を味わえるのではないでしょうか。

食事

花小宿には、「料膳 旬重」、「御所別墅レストラン」、「餐房 閑」というレストランがあります。その中でも「餐房 閑」がおすすめです。

窓の外からは、与謝野晶子が詩ったとされる桜と滝川を臨むことが出来るようになっています。

鉄板で焼き上げられる料理は絶品。

宿泊プランの中には、「神戸牛と但馬牛の食べ比べコース」といったものもあるので、ぜひご自身の舌で堪能し、違いを発見してみてください!

宿の周辺の行くべき観光地やその周辺でするべき事

金の湯と銀の湯、足湯

金泉を、宿泊客以外(日帰り温泉、ハイキング下山客など)の人にも気軽に楽しむことができるように、公共の外湯として、「金の湯」と「銀の湯」があります。

また「金の湯」の横には無料の足湯もあります。

花小宿で本格的な入浴を楽しみつつ、記念に立ち寄ってみてはいかがですか。

ねね橋、太閤橋と有馬川親水公園

有馬温泉の温泉街から近く、有馬温泉エリアのほぼ中心を流れる有馬川の上にかかる有名な橋です。橋のたもとには太閤秀吉の正室であったねねをかたどった像があります。また近くには、まさにその名のついた太閤橋という橋もあります。

ねね橋と太閤橋の間に遊歩道のような形をとった有馬川親水公園があります。

この付近一帯には、人体にいい影響を及ぼすとされるマイナスイオンが満ち満ちているといわれています。

静かな川のせせらぎを聞きながら、おいしい空気を吸う。一度はやってみてください。

瑞宝寺公園

ねね橋から六甲川に沿って上がり、坂の上の山門をくぐるったところにある公園です。ここは、県内でも有数の紅葉の名所として知られています。

一番のおすすめは秋の紅葉ですが、春の桜も捨てがたい魅力です。

♦兵庫県のおすすめ隠れ宿♦
ホテル花小宿
http://hanakoyado.com/

(この記事内の画像は公式HP<http://hanakoyado.com/>から引用しています。)